翠嵐グリフィンズが大切にしていること

翠嵐グリフィンズは、単なる勝利主義のチームではありません。
選手一人ひとりの可能性を尊重しながら、チームとしての一体感と人間的な成長を追求しています。
ここでは、私たちが日々の活動の中で共有している価値観と、その根底にあるカルチャーをご紹介します。

1. 挑戦を恐れない姿勢を称えるカルチャー

グリフィンズでは、完成されたプレーよりも、「新しいことに挑戦する姿勢」を何よりも評価します。
バレーボールは、常に判断と実行が瞬時に求められるスポーツ。たとえば、速いテンポのコンビネーションや、意図的にブロックアウトを狙うアタックなど、判断力と勇気が試される場面は日常的にあります。
そうした中で失敗を恐れず挑戦する姿勢が、選手自身の引き出しを増やし、チームの成長につながっています。

2. 信頼が循環するチームづくり

コート上では、技術的な連携だけでなく、精神的なつながりも結果に直結します。
スパイカーの背中を信じてトスを上げるセッター、レシーバーの判断に全員が連動するディフェンス——
そうした信頼は、日常の練習やオフコートでの積み重ねからしか生まれません。
グリフィンズでは、困っている選手に自然と手を差し伸べる文化が根づいており、それが試合での結束力に直結しています。

3. 多様性をチームの強さに変える

私たちのチームには、大学で学ぶ選手、社会経験を積んでいる選手、バレーボール一本で打ち込む選手など、さまざまな背景を持つ仲間が在籍しています。
練習や試合の中では、年齢や立場を超えて対等に意見を交わし、全員が主体的に関わります。
たとえば、ブロックの読みやレセプションのポジショニングのように、経験や視点の違いが戦術面での議論に深みを与える場面も少なくありません。
その多様性こそが、グリフィンズの柔軟性と厚みのあるプレースタイルを支えています。

4. 伝わる声・伝える力を大切に

バレーボールでは、コンマ数秒の判断のために、非言語の合図やプレー前のアイコンタクトが重要になります。
グリフィンズでは、練習中から「声の質」にこだわっています。単なる大声ではなく、“伝わる声”を意識し、試合の緊張感の中でも確実に意思を共有できるよう努めています。
サーブ前のひと呼吸、タイムアウト中の簡潔な確認、ブロックサインのタイミングなど、細部まで意識したコミュニケーションが、僅差の局面を左右します。

5. スタッフとの連携を「共に戦う力」に

選手のパフォーマンスは、身体的・心理的なコンディションに大きく左右されます。
グリフィンズでは、トレーナー、栄養士、戦術分析担当など、各分野の専門スタッフと密に連携を取りながら、日々の練習や試合に臨んでいます。
遠征前の食事プランや、疲労状況に応じたリカバリー調整、サーブコースのデータ分析など、細部に至るサポート体制が整っています。
こうした支えがあるからこそ、選手は安心してプレーに集中できる環境が実現しています。

終わりに

翠嵐グリフィンズは、勝利を目指す競技チームであると同時に、人としての成長を重視する集団でもあります。
コートに立つその瞬間だけでなく、日々の積み重ねや関わり方にチームの本質が現れると信じています。
どんなときも誠実に、ひたむきに——
私たちはこれからも、そんなグリフィンズらしい姿勢で前に進んでいきます。